特定技能外国人の採用トラブルを防ぐ6つのポイント【後編】

株式会社LEAD GROWTHのファンと申します。

前編では、特定技能外国人を採用する際に重要な「採用条件の整理」「社内承認」「担当者の明確化」についてご紹介しました。

採用を決定しても、在留資格の申請や入社準備が順調に進むとは限りません。候補者を長期間待たせたり、十分な説明をしなかったりすると、不安を感じた候補者が別の企業を選ぶ可能性もあります。

 

後編では、採用決定後から入社までに企業が行うべき3つのポイントをご紹介します。

 

4.手続きの進捗を定期的に共有する

在留資格の申請には一定の時間がかかります。審査期間中に連絡がないと、候補者は「本当に採用されるのか」「手続きは進んでいるのか」と不安になります。

企業または担当者は、次の内容を定期的に共有しましょう。

  • 必要書類の準備状況
  • 在留資格申請の提出日
  • 現在の手続き状況
  • 追加書類の有無
  • おおよその審査期間
  • 今後の予定
  • 入社予定日の見通し

進捗がない場合でも、「現在審査中です」と伝えるだけで、候補者の安心感は大きく変わります。

 

5.入社日が確定するまで丁寧に説明する

候補者に対して、在留資格やビザが許可される前に、現在の仕事を辞めるよう求めることは避けましょう。

次の項目が確定するまでは、入社日が変更される可能性があることを説明する必要があります。

  • 在留資格の審査結果
  • ビザの発給
  • 住居の準備
  • 入社日と勤務開始日
  • 来日または引っ越しの日程

候補者が早く退職した場合、入社まで収入がなくなる可能性があります。候補者の生活への影響も考え、確定している情報と未確定の情報を分けて説明しましょう。

 

6.計画変更が生じた場合は早急に対応する

経営状況や受注状況の変化により、採用人数や入社時期を変更せざるを得ない場合もあります。

その際は、候補者への連絡を先延ばしにせず、できるだけ早く状況を説明しましょう。

  • 変更の理由
  • 採用を継続できるか
  • 入社時期を変更する場合の見通し
  • 雇用条件に変更があるか
  • 関係機関への連絡や手続き
  • 代替案を提示できるか

採用の中止が必要な場合も、候補者が次の仕事を探せるよう、速やかで誠実な説明が求められます。

対応が遅れると、候補者との信頼関係だけでなく、紹介会社や登録支援機関との関係、将来の外国人採用にも影響する可能性があります。

 

特定技能外国人の採用では、採用を決定することがゴールではありません。

入社まで定期的に状況を共有し、未確定事項を正しく説明し、変更があれば早急に対応することが重要です。

企業の丁寧な対応は、候補者の不安や辞退を減らし、入社後の信頼関係づくりにもつながります。

 

特定技能外国人の安定した採用と定着のために、次の6点を改めて確認してみてください。

  1. 採用条件を社内で明確にする
  2. 採用の判断と社内承認を早めに行う
  3. 関係者の役割と連絡窓口を明確にする
  4. 手続きの進捗を定期的に共有する
  5. 入社日が確定するまで丁寧に説明する
  6. 計画変更が生じた場合は早急に対応する

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