ベトナムの自動車整備業界の現状と給与事情について

先日、「ベトナム繁盛店視察ツアー」を開催いたしました。

ハノイにあるトップクラスの自動車整備企業を訪問し、非常に多くの学びがありました。その中でも特に共有したい3つのポイントをまとめました。

 

1.ハノイにおける整備士の平均給与

ハノイの自動車整備士の基本給は、月給約8万〜12万円程度です。

  • 熟練工(チーフメカニック): 約12万円
  • 一般整備士: 約8万円
  • 新卒・見習い: 約4万〜5万円 ベトナムの物価水準を考えると、熟練工は比較的高所得な部類に入ります。

     

      2.ベトナム人と外国人の設立資本金の差

     

    ベトナムで整備工場を設立する場合、現地人と外国人では資本金の要件に大きな差があります。
  • 外国資本: 一般的に3,000万〜4,000万円程度の投資資本が必要になるケースが多いです。
  • ベトナム人資本: 法律上の最低資本金(法定資本)の規定がありません。つまり、自身の財務能力に合わせて自由な金額で設立が可能です。このハードルの低さが、個人工場の多さに繋がっています。

     

    3.ベトナム人整備士の独立傾向

今回訪問した企業の経営者の方々によると、実務経験が57年に達した整備士は独立を考える傾向が非常に強いとのことです。 通常、経験豊富な友人12名と共同で起業します。主な理由は以下の2点です。

  1. 起業家精神: 自分の城を持ちたいという強い願望。
  2. 給与への不満: 雇われているよりも、自分で経営した方が高い収益を得られるという判断。

  現在、ベトナムの自動車販売台数は例年を大きく上回るペースで増加しており、それに伴いメンテナンス需要も急増しています。ハノイ市内でも整備工場は増えていますが、特に重整備(エンジンオーバーホール等)や電装系に強いエンジニアは非常に不足しており、引く手あまたの状態です。

 

弊社では今年、ホーチミン繁盛店視察ツアーの開催も予定しております。 急成長するベトナム市場を肌で感じたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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